感染性胃腸炎(ノロウィルス)に注意|からだ環境総研


 
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からだの素№98

パパママだって感染性胃腸炎もらってこないで!

 

 新年はノロウィルスによる感染性胃腸炎の流行のシーズン。 症状には個人差があり、突然の吐気や嘔吐、腹痛、下痢を伴うのが一般的でしょう。子供の場合は、 ノロウィルスによる脱水症状により命に関わることもあるため医療機関での適切な対処をされるでしょうが、パパママとなると自分のことは二の次になりがちです。症状が重いときには医療機関へ行きますが、比較的症状が軽くて発熱が伴うと、「風邪かな?」と間違えて市販の風邪薬を飲んで様子を見ている人もいるのではないでしょうか?

 「ノロウィルスには、抗ウィルス薬はなく予防のためのワクチンもありません。働き盛りの人が 感染した場合、症状は2~3日で自然に治るのですが、市販の下痢止めを飲んでしまうとウィルスを 体外に排出することができなくなり治りづらくなります。体力をつけるために無理に食事をすると ノロウィルスによる腸の炎症が悪化し下痢や嘔吐の症状が激しくなります」こんな場合、専門家は ノロウィルスの排出と関係のない整腸薬や正露丸をお勧めのようです。


 新春早々職場や家庭内などで自らがノロウィルスの火種にならないために、5つの健康法をお勧め します。

①この時期は、睡眠時間を7時間前後確保する
②1日3食、バランスのよい食事を適量に食べる。手づくり弁当を持参するなど外食は控える。
③外出後や食事前などに手洗いや、水やお茶でのうがいをこまめに行う
④自律神経機能を高めて免疫力を上げるため、なるべく歩くように心掛ける。
⑤甘い物を食べ過ぎない。


 疲れた時に甘いモノを食べると、脳が元気になると言われていますが、糖分が体内に増えすぎると 免疫機能が低下しやすくなります。ストレス発散のためのスイーツはほどほどにした方が無難でしょう。

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