「血管ほぐし健康法」|からだ環境総研


 

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からだの素№127

夏血栓には、「血管ほぐし健康法」

 

「誰でも、いつでも、どこでもできる健康法」として呼びかけているのは大阪市立大の井上正康教授。
高血圧や動脈硬化が気になる人や夏冷え症の方は必須です。

 血管ほぐしとは、皮膚の上から手で血管をマッサージすること。体をこすると、筋肉や内臓などに酸素と栄養を送っている動脈が刺激され、血管が広がるという仕組みを生かした健康法です。

血管ほぐしのコツは、けがや痛みのある部分をのぞいて、血管に沿って心地よい程度に強めにゴシゴシこすること。
井上教授によると、特に、手と指のために使われる脳の領域は3分の1以上を占めると言われているので、手をこすると脳も刺激しやすく手が温まると、リラックス効果もでてくる。大事な試験や試合前にも使える技だ。
顔は、鼻筋に手を当てて上下にこすると、鼻炎のほか、シミ・しわの予防に、ほおをこすると肌にうるおいを与えて小顔効果、まぶたを優しくマッサージすると、目の疲れに効くそうです。

忙しいときは手と顔の2カ所だけでも有効だそうです。

動脈硬化や糖尿病・高血圧の方は、太ももやひざ・ふくらはぎを両手でつかみ筋肉を上下に動かしたりもみほぐしたりしましょう。

 

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