花粉症予備軍のあなたに|からだ環境総研


 

HOME  > ニュースレター  > からだの素No.135


からだの素№134

「花粉症予備軍のあなたに!」

 

「花粉症予備軍のあなたに!」
“ポカポカと日差しが気持ち良い春の到来!”と言いたいところですが、素直に喜べない人も少なくないでしょ
う。そう、春は、花粉の季節です。
 最近の情報では、スギ花粉症に罹っている人は全国で約27%といわれ、年々増加しています。日本人の4人に
1人以上が花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)といった状態で、驚くべき数字です。これ以上花
粉症を増やさないためにも花粉症について知識を増やしておきましょう。
 
2019年春の花粉症飛散予測
 スギ花粉のピークは、福岡では2月下旬から3月上旬、広島・大阪では3月上旬、高松・名古屋では3月上旬か
ら中旬でしょう。
 東京のピークは3月上旬から4月上旬となり、多く飛ぶ期間が長いでしょう。金沢と仙台では3月中旬から下旬
にピークを迎える見込みです。
 スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ピークが始まります。福岡では3月下
旬から4月上旬、広島・大阪では4月上旬、高松・名古屋・東京では4月上旬から中旬でしょう。金沢と仙台では
4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない
見込みです。
 スギ・ヒノキ花粉の飛散量がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散量と関係があ
ると考えられます。
 
花粉症に罹るタイミングとは
 まだ花粉症になっていない人も油断は禁物です。どんなタイミングで花粉症に罹ってしまうのか?はっきり
とはわかっていないようですが、現在以下のことが報じられています。・遺伝因子・母体、母乳の影響・大気
汚染・喫煙・居住環境・食生活・腸内細菌叢の変化・感染症(結核、寄生虫など)の減少など。
 また、これらの要因以外にもストレスや睡眠不足・他の病気による免疫力の低下なども関係します。特に春
は、気温の変化が激しく自律神経の乱れなどで免疫系等に負担がかかる季節ですので、花粉症の方もそうでな
い方も注意が必要です。
効果的な予防で春を快適に乗り切ろう!
・飛散の多いときは窓、戸を閉めておく
・飛散の多いときの外出を控える
・花粉情報に注意する
・掃除を励行する
・帰宅後は、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔、うがいをして鼻をかむ
・飛散の多いときの外出時にはマスク、メガネを使う
・表面がけばけばした毛織物などのコートの使用は避ける

前の号へ
からだ環境総研トップへ / ニュースレタートップへ


このページの上へ