デング病が心配になったらデング熱診療ガイドライン|からだ環境総研


 
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からだの素№90

デング熱診療ガイドライン

 一般的には蚊が活動を始める目安は、気温が15℃。更に、25~30℃まで上昇するとさらに吸血活動が活発化されると言われています。

 日本においてデング熱の媒介蚊となるヒトスジシマカの活動は、主に5月中旬~10月下旬に見られ、2013年時点で、ヒトスジシマカは本州(青森県以南)から四国、九州、沖縄まで広く分布していることが確認されています。デング熱を疑う際には、臨床所見に加え地域のヒトスジシマカの活動状況やデング熱患者の発生状況が参考になっています。(1999年~現在までに日本国内で発症したデング熱患者で死亡者はいない。)

 

日本国内で診断されたデング熱患者の症状
まず、3~7日の潜伏期間の後に、急激な発熱で発症します。その後、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気、嘔吐などの症状が起こります。(発熱以外の症状を認めない例もある。)発症時には発疹はみられないことは多いが、皮膚の紅潮がみられる場合があります。


消費者庁は、「虫除けメーカーに向け表示の裏付けデータに合理的な根拠なし」と判断
 空間虫よけ剤じゃ、玄関やベランダに置いたり、つるしたりして使用します。トランスフルトリン、エムベントリン、メトフルトリンといったピレスロイド系薬剤など、虫が嫌う忌避剤を空気中に蒸発させ、虫を寄せ付けないようにするものですが、消費者庁は、風通しのいい生活空間などでは、薬剤成分が空気中にとどまりにくいため、効果が十分とはいえず、表示の根拠が認められないと指摘しています。また、各社に根拠となるデータを求めましたが、提出された資料は、裏付けとなる合理的な根拠を示すものと認められなかったと説明しました。

子供達がよく使う、「リング」等も同じ原理で作られている物もあるといいます。
今後、虫除け剤にも注意が必要ですね。


参考・・・厚生労働省デング熱サイト(詳しくは「デング熱ガイドライン」で検索してください。)

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