深刻化する子供のネット依存症|からだ環境総研


 
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からだの素№101

スマホに子守をさせないで!
「深刻化するネット依存症」

 

 最近、マスコミでも取り上げられるネット依存症。常にインターネットに触れていないと不安に感じるといった「ネット依存症」と呼ばれる
症状やそれに伴う日常生活への影響も指摘されています。

 総務省が発表している6か国年代別状況はどの国も10代~20代がネット依存傾向が高くなっています。

 

 その理由をコミュニケーション、情報収集、オンラインゲーム、買物、その他に区別するとコミュニケーションの手段として使用している人に重度の依存症が多く、オンラインゲーム使用者はその予備軍が多くふくまれています。

 

 近縁の調査では、オンラインゲームを始める年齢が低くなればなるほど重症度が高くなることが明らかになってきました。その影響力は強く、 幼少期からの蓄積は思春期において、「不登校」「自律神経失調症」「睡眠障害」といった病気を発症してしまうケースも増えています。そこで、 国は平成23年に「ネット依存症治療専門外来」を誕生させ入院治療を始めました。

 

 又、文科省では、「携帯・スマホの使用時間と成績との関係も比較し、使用時間が長ければ長いほど学力が低下傾向である」という結果も出しています・

 幼少期から無意味なスマホ・タブレット環境を生活習慣に入れてしまうことは将来大きなリスクがあることだということを良識ある親は 知っておいた方が良いようです。

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