「日向ぼっこ」が気持ちいい季節。でも紫外線に要注意|からだ環境総研


 
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からだの素65号

「日向ぼっこ」が気持ちいい季節。でも…

 木々の色が冴え、太陽の光が気持ちよく感じる季節になりました。
 私たちは寒い冬の間、この温かで開放感あふれる日をどれだけ待わびていたでしょう。でも、太陽光のことを知っていた方が良いこともあります。
太陽光は「目に見える光」・「見えない光」がある

 私たちが普段何気なく浴びている太陽光には、見える可視光線と見えない紫外線・席が汚染が存在します。太陽光に含まれる割合は、目に見えない紫外線約6%・プリズムを通すと見える可視光線52%・熱としてじる赤外光(温熱線)約42%です。光が1秒間に地球を7周半するスピードを有しているのは、光が振動しながら移動するエネルギーを持っているからです。波長の短い紫外線は。波長が長い可視光線・赤外光よりも
移動する際、振動を数多く繰り返す必要があるので、強いエネルギーを
持っています。その為、物質に化学変化をおこさせる「化学光」とも
言われています。人が日焼けを起こしたり、プラスティックが
劣化したりするのはこの目に見えない紫外線が原因なのです。
3つの化学線
 化学線とも言われる紫外線は大きく分けて、UV-C、UV-B、UV-Aの
3種類からなります。
 UV-Cは地球に未到達ですが、UV-B、UV-Aはすでに到達し、日焼けの原因になっています。UV-A4月から増え始め5月にピークを迎えます。一方UV-Bは5月から増え始め7・8月にピークを迎えるのです。

紫外線の感受性は幼い子の方が高い化学線は、年齢が低ければ低いほど影響が強いと言われています。
もっとも紫外線対策が必要なのは、赤ちゃんです。
長時間外で活動するときは、子どもこそ紫外線対策が必要なのです。

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