冬から梅雨までPM2.5に注意!|からだ環境総研


 
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からだの素71号

汚染された大気の中に含まれる非常に小さな粒子状の物質PM2.5。

冬から春、梅雨前までが濃度が高くなる傾向があり、
健康への影響を心配されています。

PM2.5の健康への影響について

 大気の中にには土埃・花粉黄砂など色んな塵やほこりが浮遊しています。
 PM2.5というのは大気中の塵やほこりが2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=10000分の1ミリメートル)以下の
粒子の事で、有機炭素・重金属・ケイ素・ナトリウム・硫酸塩などが含まれ、日本では、微粒子物質とも呼ばれています。
PM2.5の大きさは、髪の毛の太さの1/30。スギ花粉のおよそ、1/120。細菌の1/2の大きさになります。
 粒子が10μ以上だと鼻毛に引っかかってしまうので、スギ花粉は30μ。鼻アレルギーや、目の粘膜を刺激してしまいます。
10μより小さいPM2.5は、鼻を通って肺の中に入ってくるので気管や気管支、その奥の肺胞に吸収され、何らかの
反応を起こし身体に影響を与えることがあります。
 一般的に子どもや高齢者で基礎疾患を持っている方、気管支炎やぜんそくなど呼吸器系の病気がある方は要注意です。
現在各自治体で注意勧告が出た場合①不要不急な外出は避ける・減らす。②激しい運動は吸い込む空気量が2~10倍に
ふえるので屋外での激しい運動は長時間行わない。
 家の中では、換気のための窓は大きく開けないことも重要です。外出時は積極的なマスクの着用。推奨は国家検定に
合格した防塵マスクですが、市販のマスクを利用する場合鼻の横や口の横など隙間が無いように着用することが
重要です。大気汚染物質監視システムも整備されているので、各自治体の監視システムに登録されることをオススメします。

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