子どもの時こそ、紫外線対策!|からだ環境総研


 
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からだの素76号

元気な子供が心配な季節がやってきました。


 太陽を眺めながら両腕を広げて日差しを浴びたくなります。ジュニアリーグも始まり土日は試合観戦が忙しくなる季節ですね。その反面、春の環境問題と言えば「花粉症」・「黄砂」「PM2.5」と呼吸器や気管支系の症状を悪化させるものが主流でしたがこれからは、元気なお子さんであればある程気をつけなければいけない「有害紫外線」のシーズンがやっています。
増加している日積算紅紫外線量
 2010年から各地の観測地点で紫外線の増加傾向が続き遂に昨年は国内観測史上最高値が出てきてしまいました。皮膚が赤くなる(日焼け)が長年にわたって繰り返されると、皮膚ガンやはく内容の発症率増加など健康に悪影響を与えることが知られています。(紅紫外線量は、人体に及ぼす影響度を考慮して算出した紫外線量です)

 

年齢別紫外線吸収度
 紫外線が皮膚に吸収される過程において年齢差があることをご存じでしたか?日焼けに要する紫外線量の差はB図のように、子どもは日焼けするまでに大人以上の紫外線が必要となります。言い換えれば、日焼けを起こした子どもは、大人以上の紫外線を浴びたことになるのです。一般的には20歳までに一生浴びる紫外線量の半分を浴びているといいます。子どもの時こそ、紫外線対策が必要なのです。

 

紫外線皮膚吸収量の男女差
 男性は、紫外線吸収力が高く、女性に比べ皮膚癌で亡くなる人数が多いようです。紫外線対策は必要です。

 

増加する薬剤光線過敏症
 薬を服用している間に、強い紫外線を浴びてしまうと太陽光に対して過剰反応をおこす「アレルギー性光線過敏症」を患わってしまうこともあります。これからの季節お薬を服用されるときは、使用上の注意をよく読んで服用ください。

 子どもにおける有害紫外線に関する情報は、からだ
環境総研にお気軽にお問い合わせください。

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