夏バテしない、させない。|からだ環境総研


 
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夏バテしないさせない


 気温が28℃を超えると、たとえ安静にしていても私達の汗腺(汗をかくところ)は自動的に活動をはじめます。これは、身体が常に36℃~37℃に体温を保とうとする調節機能を備えているからです。
調節の中枢は種々の自律神経機能を統合する脳の視床下部というところにあります。

 発汗は皮膚血管の拡張に伴い働きを活性化する為、逆に胃の血流量は減少します。その結果、胃液の分泌減少や胃の運動低下など、胃の機能低下が起こるのです。汗などを大量にかくと食欲がなくなるのはこの現象なのです。
 更に気温・湿度が上がると脳が身体を冷やすために水分を要求し始めます。水分や冷たいものを摂り過ぎると胃液が薄まり、食欲の減少だけでなく、さっぱりした麺類を食べるなどが多くなります。するタンパク質が不足し、体力が低下し始め”夏バテ”症状を起こしてしまうのです。特に昨年夏バテを起こしてしまった方は注意が必要です。

夏バテの前に
 夏の食事のポイントは、”質より量”。特に「タンパク質とビタミンB」を意識して食べましょう。食は十分意識している夏バテしてしまうという方は、体内酵素を見直してみてはいかがでしょうか。
 夏場は発汗により消化器官が弱くなり、冷房と外気温の調整で代謝酵素もフル活動。どちらも消耗が激しく体内酵素不足に陥り夏バテへ発展していくケースもあります。今年はエルニーニョと言われています。
 「夏バテ」を軽減したいという方は、熟成発酵素を頼ってみてはいかがでしょうか?きっと快適な夏が過ごせることでしょう。

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