連菌感染症に注意!!|からだ環境総研


 
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からだの素№85

急増中!溶連菌感染症

 溶連菌感染症の急性腎炎が園や学校などで急増中です。

 風邪とよく似た症状ですが、溶連菌感染症という最近に感染した場合は、他の感染症と違った対処をしなくてはならないので、
注意が必要です。


油断すると劇症型溶連菌感染症にも
 通常、この感染症自体は抗生剤を飲めばすぐによくなりますが、再発したり、続発症として、リウマチ熱や腎炎を起こします。発症は2~3週間後です。溶連菌の中には、劇症型というものがあり、約30%が死亡するという場合もあるそうです。油断は禁物です。

溶連菌とは
 溶連菌は正式には溶血性連鎖球菌の略です。最近が主にのどに感染して、のどが痛くなったり、熱が出たり、場合によっては体や手足に発疹がでたりします。あまり咳や鼻水は出ません。口の中が特徴的で、下が苺のように赤く、ぽつぽつしてきます。
 首のリンパ節が腫れることも多いです。とびひの原因ともなります。

発見対処方法は!?
 発熱がある、またのどの痛みが強い場合、まず診療を受けましょう。30分くらいで結果は出ます。そこで溶連菌がいることがわかった場合、または溶連菌が疑われるときには抗生剤の内服を始めます。

溶連菌感染症の予防方法とは!?
 予防接種はありません。他の感染症と同じく、手洗い・うがいを徹底しましょう。飛まつ感染を予防するためには、マスクが有効です。もし、溶連菌感染症にかかったしまった家族がいる場合は、同じコップや食器を使うことは避けましょう。

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