体育会系だったパパご用心! |
昨年著名人の間で中興した「アイス・バケツ・チャレンジ」だが、実は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の研究支援として世界中に広がったものです。日本ハムの監督を務めた土橋正幸氏が筋萎縮性側索硬化症でお亡くなりになられたのは記憶に新しいですね。 筋萎縮性側索硬化症とは神経難病の横綱とも言える病気で、手足の筋肉が徐々に萎縮して体の自由が利かなくなるだけでなく、 この病気の原因はまだ解明されていませんが、以前からスポーツ選手に多いと言われていました。運動を過度に行うことによって 2012年のアメリカ神経学会誌に報告されたプロアメリカンフットボール選手3429名の調査でもやはり筋萎縮性側索硬化症の発症が 1年間に人口10万人当たり1~2人程度が発症しており、好発年齢は40代~60代で、男性が女性の2倍ほどを占めるということです。体の動きは、筋肉の収縮とその反復として起こす弛緩作用の反復によっています。アクチンとミオシンというたんぱく質がすべり合わさって筋肉が収縮しますが、そのときなくてはならないのがカルシウムなのです。カルシウムが足りないと筋肉の収縮が不規則になります。 今年一年、元気に生活していくためには体育会系パパもカルシウム考えてみてはいかがでしょうか。 |