子どもの心地よい睡眠を作るポイント|からだ環境総研


 
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からだの素№93

「子どもの将来は寝室で決まる。」ってホント!?

 

「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、幼少時の経験やこの時期に形成された個人の特徴はその後の人生においても大きな影響を与えます。

 子どもと一緒に寝ることには、様々な利点があげられますが、最も重要視されるのは情緒の面で、母親による「抱っこ」がその後の情緒安定や成長に大きな影響を及ぼすという「愛着理論」を提唱しました。
さらに様々なリサーチからも、「添い寝」を経験した子供は、それを経験していない子供に比べて、より幸せで安定しており、情緒豊かな人間関係を築くことができると報告されています。

 また、子供は添い寝によって、成長ホルモン度、そして脳や心臓の発達に必要な酵素が増えると言われており、子供の体温や心拍数、そして呼吸の安定にも繋がることから、添い寝は情緒面だけではなく、身体面まで総合的に豊かにしてくれるようです。

 ところが教育学博士篠田有子調査データを分析した結果、同じ<添い寝でも、誰と誰がどう寝るかによって、幼児の特徴に違いがあることがわかったのです。

 日本の乳幼児の寝かたは、子どもを真ん中に夫婦がはさむ『子ども中央型<川の字>』と『母親中央型』があります、するとそれぞれ、子どもだけではなく、父親・母親の特徴、そして夫婦関係のありようまで
異なっていたんです。夫婦間の関係は幼少期の子どもの感情に大きな影響を与えるため、子どもと一緒に寝ることで夫婦間の絆も、子どもの情緒面も豊かにできるのであれば、それに越したことはないのかもしれません。

 詳しくは、『こどもの将来は「寝室」できまる。』篠田有子著(光文社)にて。

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