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からだの素№116

新着!ヒアリ情報

 

世界の侵略的外来種ワースト100選定種であり、特定外来生物にも指定されている。強力な猛毒の針をもち攻撃性が高く、刺されると火傷のような激しい痛みがあるばかりでなくアナフィラキシーショックを起こし、北米では毎年8万人近い人がこのアリに刺され、100人が死に至るため殺人アリの異名もある。

日本では2017年5月に兵庫県神戸市の神戸港で、6月27日には、愛知県弥富市の名古屋港でヒアリが見つかった。

 

ヒアリの生態や生息地は、公園や農耕地、草地など比較的開けた環境を好み、土で直径25~60 cm、高さ15~50 cm のドーム状のアリ塚を作る。雑食性で、節足動物、トカゲなどの小型脊椎動物、甘露、樹液、花蜜、種子などを好んで食べる。極めて攻撃的で、節足動物のほか爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し、捕食することで知られています。

 

健康被害を防ぐため、日常生活においては以下のようなことにご注意ください。
<被害が起きやすい状況>
・農作業、庭の手入れや家庭菜園など屋外での作業。
・野外においてあるサンダル等の靴を履く。
<予防策>   
・野外での作業時にはプラスチック製の手袋を着用する等、肌を露出しない。
・アリが体をのぼりにくくするために、ベビーパウダーを靴やズボンに振り掛けておく。
・サンダル等を外に置きっぱなしにしない。
<ヒアリやアカカミアリのようなアリを見つけたら>   
・生きた個体を手で触らない。
・地元の自治体に連絡する。                    

参照:環境省自然環境局・東京都環境局・ウィキペディア
更に詳しいことは https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf

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