子どもの脳が変形していく。 |
心はどこにあるのか?科学的に見たときは、「心は脳にある」と考えられています。
喜怒哀楽やモノの見方考え方、周囲の人とのかかわり方や犯罪など思考や行動を司どっているのが脳なのです。その脳が、過度なストレスによって”物理的”に傷ついているのはご存知でしょうか?脳には、外部から影響を受けやすい時期があります。それは、胎児期・乳幼児期・思春期です。この期間中に親や養育者から適切なケアと愛情を受けることが脳の健全な発達には必要不可欠ですが.....。極度のストレスを感じると子どものデリケートな脳は、自ら変形を起こし後天的脳障害を患ってしまうのです。
【後天的脳障害要因】
・身体的虐待:殴る、蹴る、風呂に沈める、切る、首を絞める、やけどをさせる、外に放置、異物を飲み込ませる、厳冬期などに戸外に閉め出すなど。
・性的虐待 :子どもへの性交や、性的な行為の強要・教唆、子どもに性器や性交を見せるなど。
・ネグレクト:保護の怠慢、養育の放棄・拒否など。食事を与えない、衣服を着替えさせない、家に閉じこめる、子どもの情緒的な欲求に応えない、遺棄するなどを指し、育児知識不足なども入ります。
・心理的虐待:大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視や拒否的な態度をとる、著しく兄弟間差別をする、自尊心を傷つける言葉を繰り返し使う、夫婦間喧嘩・暴力を目撃するなど。
躾という名の虐待による脳変形を起こさせていないか?親自らが考えないといけない。
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