子どもの睡眠不足と学力低下|からだ環境総研


 

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からだの素№131

子どもの睡眠不足と学力低下

 

子どもの睡眠不足により学力の低下が問題になっていますが、私たち大人が子どもの睡眠不足を感じることはできません。

子どもが睡眠不足か否かを判断する一つの判断基準として「自立起床」できているか?で判断してはいかがでしょうか?

 

『睡眠不足における学力低下の2つの原因』

 

1:朝食摂取の有無

朝食を毎日きちんと食べている子とそうでない子の学力差は文科省が調査済みです。

未摂取の子は血液中の栄養素が不足することで注意力が散漫になり授業に集中できないことが証明されています。

 

2:自律神経・脳機能低下

睡眠欠乏状態が起こると、本来睡眠で保たれているはずの脳のシナプスや神経細胞の働きが低下します。

情報処理能力の低下は、脳の視床周辺でも起こるので 覚醒しても眠気が残ったり不快感が残り学習への意欲が損なわれるのです。

 

以上のことから睡眠不足が学力低下に深く関係しているのです。

 

『自立起床に必要な睡眠時間を知る2つの方法』

 

1:昼間眠くなったか?を聞く。

子どもに十分な睡眠時間を確保すると昼は眠くならないものです。

 

2:登校日と休日の起床時刻の差が2時間以上ある。

これも普段の寝不足を自然に補っているということです。

 

まずは、お子さんにとってベストな睡眠時間を知ることから始めてはいかがでしょうか?

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