子どもだって乾燥肌に注意が必要です|からだ環境総研


 
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からだの素70号

こどもだって乾燥肌に注意が必要です。

赤ちゃんや幼児の感想肌を「幼児性乾燥肌」と呼びます。
 幼児性乾燥肌が起きる原因は、乳幼児期の子どもの皮脂の分泌の低下と、角質層の薄さにあります。子どもの肌は水分が保たれにくく肌荒れしやすくなり、それが肌のバリア機能の働きを低下させて乾燥肌を生み出すのです。
予防とスキンケア
 デリケートな 子どもの肌はわずかな刺激にも弱いものです。刺激しないようにやさしく、毎日のスキンケアを心がけましょう。
低刺激の無添加せっけん

 お風呂では、刺激のない無添加のせっけんを泡立てて使って親の手でやさしく洗ってあげるといいでしょう。せっけんの洗い残しや、ゴシゴシ洗いすぎないように気を付けましょう。
温めすぎはダメ

 体のあたためすぎはかゆみを生むし、長くお風呂につかり過ぎると水分が奪われ、乾燥肌の原因となります。お風呂は熱過ぎない温度で、長く入り過ぎないようにしましょう。
風呂上がりの保湿ケア
 お風呂から上がった後はバスタオルで体を拭いて水分を取り、やはり肌にやさしい保湿ジェルなどを塗ってケアをしてあげましょう。
紫外線対策も忘れずに

 また、紫外線から肌を守ることも大切です。秋口日差しが弱くなってくる時期でも、低刺激の日焼け止めクリームを塗るといいでしょう。薬の塗り過ぎは乾燥肌の要因になるので、容量通りに使いましょう。
乾燥肌が悪化すると…

 赤ちゃんや幼児の肌は乾燥しやすく、乾燥肌が悪化するとひび割れなどが起こって雑菌が皮膚内に入ってしまいます。その雑菌の影響でアトピー性皮膚炎になる事もあるので、注意が必要でしょう。体中にかゆみをともなった湿疹ができるアトピー性皮膚炎は子どもが掻きむしりやすく、掻きむしってさらに悪化させ、肌がただれてしまう場合もあります。アトピーと疑わしい症状が出た場合は皮膚科を受診しましょう。

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