子どものインターネット依存症に注意|からだ環境総研


 

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からだの素№122

インターネット依存早期発見!!

 

インターネットによるチャットやゲーム,情報検索などに没頭してしまうことによって,仕事や家庭を犠牲にし日常生活を崩壊させてしまう事例が報告されるようになってきました。それは薬物依存やギャンブル依存の症状と極めて類似していることを指摘されそのような状態を「インタ-ネット依存症」と呼んでいます。そして、今後の急速な普及により,更にインターネット依存に陥る人が急撤に増えていくことを警告されています。

 

わが国のスマートフォンの所帯保有率は2013年には62.6%とわずか 3年間に6倍以上に急増しています。更に低年齢層に限ると, 2013年の利用率は95%を超えておりほとんどの人がスマートフォンによってインタ-ネットを利用していると考えられます。

 

インターネット依存の主要な心理症状は,囚われ(インターネットのことが常に頭から離れない),行動コントール欠如(やめようと思ってもやめられない),離脱症状 (インターネットにアクセスできないと怒りやイライラ,抑うつなどのネガテイブな感情が生じる),耐性 (より優れたハードウエアやソフトウエアやより長時間の利用を求める),虚言(インターネットの過剰利用を隠すために嘘をつく)などがありインターネット依存の有病率は年々増加が示されています。


インターネット依存は精神的健康を損ない,社会的機能を低下させ、インターネット依存には多くの個人的および社会的リスクが増大することが認められている。

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